alley フェイスオイル 【 詳細な商品解説 】
alley フェイスオイル
「皮脂の成分を解析して再構築」した美容オイル。「足りなくなった皮脂」を「皮脂に近い成分」で補うことができます。油脂化学の専門家であり、原料を厳選した化粧品開発者として信頼している「洛歩」が開発した製品です。
コスメで皮脂を補う
alley フェイスオイルと言う商品を紹介します。
この商品を紹介するにあたって前提があります。
ひとつの「仮説」を立ててみたいと思います。
仮説(皮脂とコスメ)
本来人間は、コスメの存在がなくとも、機能的に問題がないような「皮膚の構造」となっているはず。
その「皮膚の構造」の中で、重要な役割を担っている「皮脂」。
しかし、生活習慣、加齢による機能低下、環境、季節などの要因によって、「皮脂の分泌が低下」するなどの課題が存在します。コスメの重要な役割(のひとつ)は、「不足した皮脂を補うこと」。
こだわり商品研究所のスキンケアのテーマ
「仮説」ご覧いただけましたでしょうか。考え方としては、無理はないのではないかと思います。
では、この仮説を前提に、こだわり商品研究所のスキンケアのテーマを設定しました。
「足りなくなった皮脂を補う」ことが「スキンケアの基本」。
「足りなくなった皮脂」を「皮脂にある成分」で補ってあげる。
足りなくなった皮脂を補う、ですから「皮脂とは何?」ということをまとめたページをつくりました。
このページを読んでいただくと、フェイスオイルの説明がわかりやすくなります。
読んでくださったとして、商品紹介をしたいと思います。
alley フェイスオイルとは
皮脂の成分を解析して再構築したオイル
さて、今回、ご紹介するフェイスオイルは、「皮脂の成分を解析して再構築」した美容オイルとなります。
「足りなくなった皮脂」を「皮脂に近い成分」で補うことができます。
油脂化学の専門家であり、原料を厳選した化粧品開発者としてこだわり商品研究所が信頼している「洛歩」の社長が開発した製品です。
こだわり商品研究所が知る範囲では、類似の商品を他で見つけることはできていません。
この商品は、スキンケアの基本であり、同時にスキンケアを突き詰めたじつに深い商品であると考えています。
製品を説明したいと思います。
alley フェイスオイルの成分・特長
フェイスオイルのコンセプト
まずは、製品のコンセプトの紹介です。
人の皮脂成分に近い成分組成・・・人の理想的な皮脂成分を目指している。
この「理想的な皮脂成分」という考え方を説明します。
人の皮脂は、食事に影響を受けます。
「理想的な皮脂成分」とは、理想的な食事を食べる生活習慣を続けた時の皮脂成分とお考え下さい。
理想的な食事とは、炭水化物、たんぱく質、脂質のバランス。とくに皮脂ですから、「脂質の質のバランス」を整えた食生活とご理解ください。
フェイスオイルの使用原料
使用原料(全成分)は以下となります。
● オリーブ果実油
● スクワラン
● マカデミア種子油
● ホホバ種子油
● ツバキ種子油
● メドゥフォーム油
● ヒマワリ種子油
● トコフェロール
(配合比率順)
配合原料選択の基準は
上記原料を選択した基準があります。
それが・・・
● 植物原料・・・ 100%
● オーガニック指数・・・約 98%
● 「肌の健康に寄与する成分」以外は一切不使用(防腐剤、酸化防止剤などは全て不使用)
安心面に関してのこだわりは
安心面での「こだわり」があります。
それが・・・
● 石油由来原料不使用
● 化学合成添加物不使用(防腐剤、酸化防止剤、合成香料、合成着色料など)
● アレルゲン(タンパク質・ミネラル・農薬など)を最大限排除
alley フェイスオイルの原料解説(こだわり商品研究所)
alley フェイスオイルの注目ポイント解説
では、この原料と製品特徴を把握したうえで、こだわり商品研究所が考えるこの製品のポイントを解説したいと思います。
●皮脂の組成には、個人差があります。また、いくつもの分析データが存在します。
それを前提に、「洛歩」社長が長年の研究解析の結果、構築した皮脂の成分組成になっています。
●オリーブ果実油、ツバキ種子油が、上位配合されていることで、「保湿の要」の脂肪酸オレイン酸が中心であることがわかります。
●マカデミア種子油が上位配合されていることで、パルミトオレイン酸が重視されていることがわかります。パルミトオレイン酸は、美肌という面で注目されている脂肪酸です。
●メドゥフォーム油が配合されています。毛穴を詰まらせることなく、肌に馴染むことで知られるエイコセン酸が多いオイルです。また、ワックスエステルとの相性も良いとされます。
●ヒマワリ種子油が配合されていることから、もうひとつの「保湿の要」であるリノール酸も大切な存在であることがわかります。
●ホホバ種子油が配合されています。重要な皮脂の成分であるワックスエステルを補うことができます。植物油としては、ホホバ種子油にしか含まれていない成分です。
●スクワランが配合されてます。重要な皮脂の成分であるスクワレン。スクワレンは酸化する事で肌表面の酸素を捕捉し、結果的に酸化を防止してくれます。完全に酸化されたものがスクワランで、UVの反射・吸収効果と肌表面の潤滑効果が知られています。伸びが良くなります。植物由来のスクワランを使用しています。
じつは、皮脂は、TEWL抑制機能は高くないという説があります。スクワランを加えることでTEWL制御機能が高くなります。※TEWL・・・経表皮水分蒸散量 transepidermal water loss 皮膚を通して水分が蒸発する量のこと。
●不飽和脂肪酸が多い植物オイルの配合比が多いですから、トコフェロールを配合することで酸化を防いでいます。
●酸化に関しては、ホホバ油、スクワランが配合されていることも酸化防止のひとつの役割を担っていると思います。
●この処方から理解できるのは、不飽和脂肪酸が中心となっているという事です。皮脂には、飽和脂肪酸が多く含まれます。不飽和脂肪酸は、植物に含まれるオイルに含まれる脂肪酸です。ということは、肉食中心ではなく、野菜中心の食生活を送っている人の皮脂をイメージしていることがわかります。(※実際は、野菜中心の食生活の人の皮脂にも飽和脂肪酸は含まれますが)
●皮脂の成分を意識して処方されているコスメはあります。しかし、それらは、皮脂の成分に含まれている脂質や脂肪酸が含まれているコスメです。「皮脂成分の再現」をテーマとして処方されているコスメを、こだわり商品研究所は見つけられていません。
alley フェイスオイルの目的
皮脂を補わなければいけないタイミング
さて、加齢や季節で皮脂の分泌が低下すると述べました。
だから補う必要があると。
日々の生活の中で、皮脂を補わなければならない必須のタイミングがあります。
それが、洗顔後です。
洗顔によって、皮脂は洗い流されます。
洗い流された皮脂はすぐに補ってあげる必要があるはずです。
コスメを使ってできるだけ早く皮脂を補ってあげる必要があります。
せっけんを使用すると、肌は本来のあるべき姿ではないアルカリ性に傾いています。
本来の弱酸性に戻してあげる必要があります。
弱酸性に戻すためには、皮脂の成分であるトリグリセリドが必要です。トリグリセリドが皮膚常在菌によって、遊離脂肪酸に分解されます。遊離脂肪酸が弱酸性なのです。
皮脂の状態を元に戻すのであれば、「皮脂の成分」で戻してあげるのが適切ではないかと考えます。
※個人差があるので、「もともとの皮脂の成分にできるだけ近い」が正確です。
その際に、適しているのが今回のフェイスオイルです。
皮脂は時間経過とともに分泌され、肌の代わりに汚れたり、酸素や光のダメージを受けたりしています。 埃などを包んで肌を傷つけることを防いだり、酸素を取り込んだり、紫外線などを吸収・反射したり。
だから、ダメージを受けた皮脂を定期的に取り除き、直ちにフレッシュな皮脂で覆う事が理想です。しかし、洗顔で失われた皮脂が回復するのには時間がかかります。洗顔後に理想的な皮脂を塗布して肌の状態を保つことが大切です。
肌のダメージを元に戻す
フェイスオイルの考え方としては、「肌の状態を元に戻す」です。
日々の洗顔や化粧で、肌の状態がダメージを受けている可能性があります。
洗顔などで皮脂を落とすことは、ダメージと言って良いと思います。
その都度、肌を元の状態に戻してあげる。
「もともとの皮脂の成分にできるだけ近い」成分で。
これによって、肌の状態を維持することができるかもしれません。
これは、肌の修復ではありません。
肌の状態を「皮脂という点」で本来あるべき姿(近い姿)に戻すのが、このフェイスオイルです。
顔や手の肌は、常に露出している過酷な環境の中で、日々ダメージが蓄積して行きます。
日々のダメージを無くすためには、この2工程が大切です。
1,肌を痛めない洗顔で、肌を痛めている物(酸化した皮脂、汚れ等)を取り除く
2,(取り除いた後の)高い保湿
この2つの段階の次に、肌の回復段階が来ます。
回復には2種類あり、一つは自己回復力を促す考え方です。 体が疲れたら、上質な睡眠や食事を摂ったりしてゆっくり休養するのと同じ考えです。
もうひとつは回復を助ける成分を加える考え方です。 一般的な化粧品の考え方で足し算の理論です。
肌の日々のダメージを無くすための「2つの工程」を正しくしているかどうかで、3つ目の「回復工程」の効果が大きく変わると考えられています。
皮脂の状態を元に戻す=保湿
「皮脂」の状態を元に戻すことは、「保湿力」という面で重要な意味を持ちます。
保湿は、
● 皮脂膜(肌の表面に存在)
● NMF(天然保湿因子:角層の細胞の中にあり水分を保持する役割)
● 細胞間脂質(各層の細胞の間を埋める脂質)
の3つの機能で、成り立っています。
この3つの機能が適切に働かないと、「保湿力」は低下します。
逆に、この3つの機能がそれぞれ高くなることで、「保湿力」は高まります。
この3つの中で「皮脂膜」は、コスメで補いやすい機能です。
保湿力を高めることで、角化の状態が良くなり、機能性の高い角層が構築されます。
角層が高い機能性を持つことで、バリア機能が向上します。
バリア機能を向上させる
よくバリア機能という言葉を聞きますが、バリア機能には、
● 紫外線に対するバリア機能
● 酸化に対するバリア機能
● 微生物に対するバリア機能
● 透過に関するバリア機能
・外界の異物の侵入に対する防御機能
・体内からの過剰な水分の蒸散を抑え、乾燥から生体を守る防御機能
があります。
どれも、ヒトの恒常性を維持するために重要な働きです。
皮脂を「皮脂の成分」で補うスキンケアは、そのための重要なケアではないかと考えます。
alley フェイスオイルの使い方
使用する際の滴数の目安
・夜の洗顔後は、滴数にして4~5滴が適当かと考えます。
・朝の洗顔後は、2~3滴。綺麗に薄く塗ると化粧崩れしにくくなります。
・肌質や、季節によって、使用量は変わりますので、上を目安に加減してください。
・オイルは、つけ過ぎは適切ではありません。
1瓶の使用期間の目安
使用量を、晩に4滴、朝に2滴を標準と仮定すると1日に6滴ほどになります。
1滴は約0.05mなので、6滴×0.05mL×30日=9mL/月となります。
容量は、8mlですから、約1ヶ月分をイメージしています。
実際に使ってみると、やはり1ヶ月程度持ちます。
ご使用方法
【1】洗顔後、化粧水をつけてください。化粧水でおススメしたいのは、自然派化粧水。できるだけシンプルな化粧水が良いです。抗酸化作用を持つ原料が入っているものをおススメします。(例)アロエのチカラ
【2】その後、alley フェイスオイルを塗布してください。化粧水で顔の表面に水分が多い状態での塗布がオススメです。※オイルの「出にくさ」を感じるかもしれませんが、1滴づつ大切に出すことができる優れた容器です。瓶を逆さまにした状態で10秒ほど待っていただくと、1滴づつオイルが出てきます。
【3】その後、お好みの美容液、クリームをご使用ください。もちろん使わなくても大丈夫です。季節、肌質によっては、お好みの保湿感を実感するためにご使用したほうが良い方もいらっしゃると思います。
【ボディ】フェイスオイルと書いていますが、身体にもご利用いただけます。身体の場合は塗布面積が大きいため、ボディローションに混ぜてお使いいただくのがオススメです。
本来あるべき適切な肌の状態に戻すオイル
alley フェイスオイルは、素肌の状態に戻す(整える)オイルという考え方をしてください。
皮脂に近い成分で、適切な素肌の状態に戻す(整える)。
素肌の状態に戻してから、それから自分のお気に入りのコスメを使うも自由です。
適切な素肌の状態に整えた上で、コスメを使用する、そんな使い方です。
alley フェイスオイル
alley フェイスオイル 商品詳細
■名称:alleyフェイスオイル(保湿オイル)
■成分:オリーブ果実油、スクワラン、マカデミア種子油、ホホバ種子油、ツバキ種子油、メドゥフォーム油、ヒマワリ種子油、トコフェロール
■容量:8ml
■ご使用方法:適量を手に取り、お顔や乾燥の気になる部分にやさしく塗布してください。
■使用上の注意:
●お肌に異常が生じていないかよく注意して使用してください。
●お肌に合わない時はご使用をおやめください。
●幼児の手の届く場所、高温または低温や直射日光の当たる場所には保管しないでください。
■発売元:株式会社洛歩
■生産:Made in Kyoto
■価格:1,980円(本体1800円+消費税180円)