【 皮脂を補うスキンケア 】具体的な商品で考えます

皮脂を補うスキンケア

◆足りなくなった皮脂を補う

「足りなくなった皮脂を補う」ことが「スキンケアの基本(のひとつ)」と考え、「皮脂にある成分」を補ってあげる。このテーマを考えています。

◆ 具体的な商品で考えてみます。

このページでは、「皮脂を補うスキンケア」に適切と思われる2商品(アロエのチカラ オイルイン、ベビーピュアオイル)をピックアップして取り上げてみたいと思います。

【1】アロエのチカラ オイルイン

アロエのチカラ オイルイン

【全成分:赤はオイル

アロエベラ水、ゲットウ水、ホホバ油マカダミアナッツ油、ローズマリーエキス、コメ発酵液、メドゥフォーム油、ハトムギエキス、ソメイヨシノ葉エキス、ツボクサエキス、ハマボウフウエキス、ツバキ油、アルニカエキス、トウキンセンカ花エキス、コメ胚芽油


【配合されている代表的な皮脂成分】

・ワックスエステル(ホホバ油)
・パルミトレイン酸(マカデミアナッツ油)
・オレイン酸(ツバキ油、コメ胚芽油)
・リノール酸(コメ胚芽油)


【加えたい皮脂成分】

・スクワレン(スクワラン)→スクワラン100
・パルミチン酸(馬油)→ベビーピュアオイル


【こだわり商品研究所コメント】

●オレイン酸、リノール酸という「2大保湿の柱」である脂肪酸が配合されている。
●「アンチエイジングの要」パルミトオレイン酸も配合されているのが素晴らしい。
●ワックスエステルもしっかり配合されている。
●保湿は、「水」と「油」が2大要素。この「水(化粧水)」部分が十分に配合されている。しかも、抗酸化力が期待できる植物エキスを豊富に配合。化粧水をプラスする必要が無い。完全無添加なのも良い。
●パルミチン酸、スクワレンを加えたら完璧。

ご提案したい「皮脂を補うスキンケア」①

「アロエのチカラオイルイン」を基本とするパターンです。
ベビーピュアオイルとは、トリグリセリド部分が重複します。パルミチン酸、リノール酸、オレイン酸、パルミトレイン酸などを補う意味で、ベビーピュアオイルを1~2滴程度、付加します。
スクワラン100で、足りないスクワレンの類似物質を補います。


【2】ベビーピュアオイル

ベビーピュアオイル

【全成分】

馬油、ビタミンE


【配合されている代表的な皮脂成分】

・パルミチン酸
・ステアリン酸
・ミリスチン酸
・オレイン酸
・パルミトレイン酸
・リノール酸
・αリノレン酸


【加えたい皮脂成分】

・スクワレン(スクワラン)→スクワラン100
・ワックスエステル→ホホバオイル


【こだわり商品研究所コメント】

「皮脂を補うスキンケア 馬油」ページに書きましたが、馬油はトリグリセリド系の皮脂成分が人の皮脂に非常に似ています。よって、トリグリセリド系の皮脂成分を補うには最適です。
●ワックスエステルと、スクワレンを加えたら皮脂部分は完璧です。

●保湿は、「水」と「油」が2大要素。「水(化粧水)」を一緒に使用してください。
→ 化粧水カテゴリー
あえて一つを選ぶなら、「アロエのチカラ」が適切かと思います。理由は、複数の植物エキスが入っていることと、完全無添加ということです。しかも、アルコールフリー。

ご提案したい「皮脂を補うスキンケア」②

ベビーピュアオイルを基本とします。
ホホバオイル、スクワラン100で、ワックスエステルとスクワレンの類似物質を補います。
化粧水としては、「アロエのチカラ」が良いのではなと思います。


商品リンク

上でご紹介した商品の商品リンクです。


※参考文献、情報収集

この記事は、以下の会や、本などで情報収集、勉強したことを参考に書きました。

Natural Life & Beauty Academy
一般社団法人日本リポニュートリション協会
日本脂質栄養学会
脂質栄養学(菅野道廣 著:幸書房)
化粧品成分検定公式テキスト(一般社団法人化粧品成分検定協会編:実業之日本社)
化粧品成分ガイド(宇山侊男 著、岡部美代治 著、久光一誠著:フレグランスジャーナル社)
皮膚はすごい(傳田光洋著:岩波書店)

「皮脂の成分を解析して再構築」したオイル。「足りなくなった皮脂」を「皮脂に近い成分」で補うことができます。

アレイ フェイスオイル